東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です
臨床症例集の一覧です。
建築業をされている40代男性で、腰の痛みは3年ほど前からあり、一ヶ月ほど前に重い資材を持ち上げようとした瞬間腰に激痛が走り、しばらく歩けなかったそうです。
一週間ほどで腰の痛みは軽減し、職場に戻り仕事をしていると今度は左足に痛みや痺れを感じるようになってきたそうです。心配になり整形外科へ受診し画像検査などをした結果腰椎椎間板ヘルニアと診断されたそうです。しばらく痛み止めとリハビリで様子をみていたそうですが、痛みとしびれが全く改善せず困っていたところ、インターネットで調べて当院へ来院されました。
前屈(+)、後屈(++)、左股関節屈曲(-)、左股関節伸展(+)、左股関節外転(++)
SLR:左約60度で太ももの裏からふくらはぎまで突っ張る感じがする(しびれは生じない)
問診と動作検査の結果から患者さんが訴えている左足の痺れは腰の椎間板ヘルニアによるものではなく、腰部多裂筋および右大臀筋、中臀筋に生じたトリガーポイントによるものと考え、トリガーポイント鍼療法を行った。
1回目
鍼治療が初めてと仰っていたので、鍼刺激の特徴やトリガーポイント鍼療法がどういうものかなどをしっかり説明をし、患者さんが納得した上で施術を行った。
2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→7
腰の痛みは半分ぐらい軽減した。
左足の痺れはまだ残っている。特に仕事で重い荷物を持ったり立ちっぱなしの時に辛くなってくる。
3~5回
ペインスケール10→5
腰の痛みはほとんど感じなくなった。
左足の痺れは立ちっぱなしの時や重い荷物を持って無理な体勢をしたときにたまに生じることがある。
6回~9回
ペインスケール10→1or2
腰の痛みと左足の痺れはほとんど感じることがなくなった。
9回目の治療で終了にして、今後また症状が気になることがあれば来院するように伝えた。
今回整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断されましたが、実際は腰部多裂筋や大臀筋、中臀筋に生じたトリガーポイントが原因で左足に痺れが生じていた症例でした。
レントゲンやMRIでは筋肉の状態を見ることができないので、レントゲンやMRIだけに頼ってしまうと本当の原因を見逃してしまうことがあります。
痛みや痺れに対しては原因をしっかり見極めて、的確に治療することが大切です。
※施術効果には個人差があります。
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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363
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