東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です
臨床症例集の一覧です。
今回は頭痛の患者さんについて紹介します。
もともと肩こりは10年くらい前からあるが、頭痛は1年ぐらい前から酷くなりはじめ、仕事(デスクワーク)で集中しているとズキンズキン痛みだしてしまう。特に右側頭部から酷いときには目の奥の方が痛くなってしまう。
当院に来る前に病院で脳のMRIを撮り脳の血管に異常がないことがわかりお医者さんに偏頭痛と言われ薬をもらって、頭痛がある時は薬を飲んで症状を抑えていたようなのですが、ここ最近薬を飲んでも頭痛の症状が治まらず、とても辛い状態だったそうです。
今回の患者さんは一日中ほとんどパソコンに向かっていると仰っていたので、首まわりを触察した際首の側面から後面にかけて緊張が強く、また動作検査をした際、頸部後屈と回旋(首を捻る動作)の時に痛みを感じていました。
首まわりの触察と動作検査から判断して、今回は肩甲挙筋、頸板状筋、頭半棘筋、頭最長筋に対してトリガーポイント鍼治療をしていきました。
肩甲挙筋は肩をすくめる動作に関与する筋肉なので、パソコン作業に集中していると肩をすくめた姿勢になるような方はこの筋肉を痛めやすくなってしまいます。
頸板状筋や頭半棘筋、頭最長筋は頸部を伸展させる筋肉なので、パソコン作業の際に顎を突き出して画面を見るような姿勢をしている方はこの筋肉を痛めやすくなってしまいます。
また、これら3つの筋肉に生じたトリガーポイントは頭痛の原因になりやすいため、首肩こりに伴って頭痛が生じている場合、治療ポイントになる筋肉です。
今回の患者さんは5回の治療で頭痛の症状はほとんど治まりました。
頭痛は首まわりの筋肉をしっかり治療することで改善します。
※施術効果には個人差があります。
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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363
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