東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です
院長のブログです。
頭痛には、すぐに受診しないと危険なものから日常的に起こるものまで、いろいろな種類があります。
頭痛は、痛みの起こり方によって、大きく分けて2種類あり、「慢性頭痛」、「脳の病気に伴う頭痛(危険な頭痛)」に大別できます。
慢性頭痛 |
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脳の病気に伴う頭痛 (危険な頭痛) |
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当院では上記の表の慢性頭痛に対して施術を行います。
問診時に事前に病院でMRIやCTのどの検査を行い、脳に異常がないことを確認します。この時まだ検査を受けていなかったり、検査結果で脳に異常があることがわかれば病院でしっかり診てもらうようにお伝えします。検査結果で脳に異常がなく首肩まわりのトリガーポイントが原因による頭痛だと疑われる場合、トリガーポイント鍼療法を行っていきます。
当院では問診時に「どのようなときに頭痛が辛くなるのか?」「首を動かして頭痛が悪化するか?」「頭のどこら辺が痛むのか(痛む場所や表面的なのか頭の奥の方なのかなど)?」「頭痛の痛みの質(拍動性、重たい感じなど)について?」などのことを伺い、どこのトリガーポイントが原因で頭痛が生じているのか確認していきます。
頭痛に対してトリガーポイント鍼療法で刺鍼していく代表的な部位は以下のようなところになります。
慢性的な頭痛を抱えている方の多くはこれらの筋肉の緊張が強かったり、刺鍼した際認知覚(あ~そこですという感覚)があります。
頭痛を放っておくとなかなか治りにくくなります。頭痛は早めに対処し、メンテナンスもしっかりすることで改善していきます。
※施術効果には個人差があります。
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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363
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最近テレビで「痛みの原因はトリガーポイントである。」という様に紹介されていて、その影響もあり当院へ来院された方で「この間テレビでトリガーポイントについてやっていたので」とおっしゃる方が何名かいらっしゃいました。
施術中に「私の痛みの原因はトリガーポイントなのでしょうか?」「トリガーポイントって何ですか?」ということを聞かれたので、口頭で説明しましたが、今回は図などを踏まえながら詳しくご説明いたします。
身体の中には痛みの刺激を感知するセンサーの役目を持つ侵害受容器が存在します。
生命維持のために、外界からの刺激や組織の刺激を痛みと感じる機能であり、その伝達経路には多くの神経系が関与しています。この侵害受容器が過敏になった部位をトリガーポイントと言います。
トリガーポイントは関連痛やしびれといった症状の他に感覚鈍麻や発汗、めまいなどの自律神経症状を引き起こすこともあります。
トリガーポイントができやすい部位としては筋肉が骨に付着する部分や、筋肉と筋肉が連結する部位、筋肉が腱に移行する部分、またストレスのかかりやすい部分などがあります。
最近では、これらの多くに存在する筋膜にトリガーポイントがあると考えられています。
トリガーポイントが生じる主な原因として「長時間同じ姿勢でいること」「使いすぎ」が考えられます。
長時間同じ姿勢でいたり、同じ筋肉を使いすぎることによって筋肉に微小な損傷や炎症が起こり、筋膜に癒着が起こります。そこにトリガーポイントが生じていると考えられています。
トリガーポイントが生じている筋膜の癒着した部分に直接鍼を当て、筋膜の癒着を剥離することで痛みを改善することができると考えられています。
また、鍼を刺鍼することで局所の血流が良くなり、痛みを発生させている物質(発痛物質)をその部位から洗い流す効果があると考えられています。
このようにチリガーポイントの発生機序を理解することで、どこを施術していけばよいかわかるので、施術効果が良く早い段階で症状が改善していきます。
※施術効果には個人差があります。
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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363
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