東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

院長のブログ(2017年02月)

院長のブログです。

足裏の痛みとして足底筋膜炎という症状があります。

足底筋膜炎は、足裏の筋膜に起こる炎症で、足裏の痛みが起こる場合は足底筋膜炎の疑いが多いです。

足底筋膜とは?

人間の足は、いくつかの骨が前後方向と横方向にできるアーチ状の構造になっており、歩行や起立時の衝撃を吸収しています。このアーチを下から支えるのが足底筋膜という膜状の腱組織で、かかとから足の指の付け根まで広がっています。

足にかかる全体重の負担を足のアーチによって吸収しているため、立っている間は常にピンと弓に張られた弦のように緊張し続けているため、足にかかる過剰な負荷が原因で足にダメージを負うと足底筋膜が炎症してしまいます。

足底筋膜炎の原因

足底筋膜炎の原因として大きく分けて3つあります。

1.激しいスポーツ

激しいスポーツによって繰り返し足に衝撃が加わることで、炎症が起こります。
特に起こりやすいのが、サッカーやバレーボール・バスケットボール・ランニングなど、走ったりジャンプしたりするスポーツです。

2.長時間の立ちっぱなし

長時間の立ちっぱなしによる疲労も足底筋膜炎を引き起こす原因です。
長時間立ちっぱなしでいると、足裏にずっと体重がかかった状態となり負担がかかります。

3.靴が合わない

靴が合っていないと、足元が安定せず、歩行時や運動時に余計な力が入りがちです。
足裏の筋肉が緊張することで柔軟性がなくなり、炎症が起こりやすくなります。

足底筋膜炎の症状

足底筋膜炎の症状は以下のように大きく分けて5つ挙げられます。

  • 動きはじめの一歩目を踏み出した時に足の裏に痛みが生じる
  • 歩いたり走ったりして足裏に負荷がかかると痛みが生じる
  • 足が地面に着く瞬間や離れる瞬間に足裏が痛む
  • 長時間立っていると足裏が痛くなる
  • 足の裏を押したときに痛む場所がある

足底筋膜炎に対する当院の治療方法

足底筋膜炎に対して当院では足裏へ徹底的にアプローチします。

➀短趾屈筋、母趾外転筋

図1

体重をかけた時に痛む朝起きた時の一歩目が痛む歩行時に痛むなど、足底の痛みに対するトリガーポイント鍼治療のファーストチョイスはこの筋肉になります。

前脛骨筋、後脛骨筋、長趾屈筋

図2

これらの筋肉は足のアーチ形成に関係性のある筋肉で、歩行時に足が地面から離れる時に痛みが起こる際にこれらの筋肉にアプローチします。

足裏に鍼を刺すのは痛いですが、足底筋膜炎に対しては足裏に徹底的アプローチしたほうが効果が高いです。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
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