東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

院長のブログ(2017年01月)

院長のブログです。

2017年01月31日(火)
2017年01月10日(火)

ここ最近足のしびれを訴えて来院される方が多いので、今日は足のしびれに対して当院が行ってる治療法を紹介いたします。

 

足のしびれで皆さんが一番最初に考えるのが「坐骨神経痛」だと思います。

坐骨神経痛とは病名ではなく、その症状の名称のことをいい、坐骨神経の経路と分布領域に痛みや痺れの症状があるものが坐骨神経痛と呼ばれています。

坐骨神経痛は、神経が圧迫などの障害を受けた為、腰・臀部~下肢に痺れや疼痛を発症するものと言えます。

 

坐骨神経痛の症状

お尻~足への放散痛が主な症状です。

お尻、太もも後面、腿の横、下腿外側や後ろ(ふくらはぎ)、踵、足の甲、足先あたりまでが痺れや疼痛をきたします。

 

坐骨神経痛を引き起こす原因

脊髄や神経根の圧迫によっておこります。

多くは腰椎椎間板ヘルニアが原因と言われていますが原因は様々です。

他には、以下のものが坐骨神経痛を引き起こす原因としてあげられます。

脊柱管狭窄症

梨状筋症候群

脊椎分離すべり症

脊髄腫瘍

など

 

坐骨神経痛の真の原因はどこ?

坐骨神経痛の原因として上記のような疾患があげられますが、実際はそうでしょうか?

MRIを撮り椎間板が飛び出ている方々で足に痺れが生じていない方も中にはいます。また、もし本当に坐骨神経が圧迫されるなどして炎症を起こしていたら、症状として足は常にしびれ(灼熱感)ている状態になります。

しかし、実際に当院へ来られる方のほとんどは、「右足に体重をかけた時にしびれをかんじる」、「中腰姿勢になるとしびれを感じる」、「歩いていて足で地面をけりだす時に痺れを感じる」など、「ある動作をしたときにしびれを感じる」と言われます。

このように、ある動作で痺れを感じるのであれば、坐骨神経の炎症が原因ではなく、ある動作をしたときに作用する筋肉を第一に疑います。

足のしびれに対する当院のトリガーポイント鍼治療

足のしびれに対して当院で図のような筋肉に対してトリガーポイント鍼治療を行います。

図1

大臀筋

中殿筋

大腿筋膜張筋

小殿筋

梨状筋

 

➀~④は歩行時など荷重がかかる事により常に負担がかかる部位です。

⑤の梨状筋は大殿筋を取ると出てきます。

 

他にも足のしびれを生じさせる筋肉のトリガーポイントはありますが、当院ではまずこの5つの筋肉に着目して鍼治療を行います。

 

それぞれの筋肉トリガーポイントは足の様々な場所にしびれを生じさせます。

 

どのような動きで?」、「どこがしびれるのか?」によって治療する筋肉を判断します。

 

病院で椎間板ヘルニアと診断され手術するしかない。

足のしびれがなかなか取れなくて日常生活に支障をきたしている。

どこに行っても足のしびれが良くならない。

 

などでお困りの方は一度当院へお越しください。

その足のしびれはもしかすると筋肉に生じたトリガーポイントが原因かもしれません。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363

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ここ最近五十肩で来院される方が多いので、五十肩についていくつかお伝えします。

 

五十肩とは

中高年の人が悩まされる肩の痛みである五十肩は、50歳代を中心とした中年以降に、肩関節周囲組織の退行性変化によるもので、明らかな原因なしに発症し、肩関節の痛みと運動障害を認める疾患群と定義されています。

五十肩には特に誘因が認められないことが多く、ときに軽微な外傷の繰り返しの後に肩の不快感や疼痛で発症することがあります。

好発年齢は40~60歳代となっています。

肩関節は上腕骨肩甲骨鎖骨の3つの骨で支えられていて、肩を大きく動かすために肩甲骨関節窩が小さく上腕骨頭のはまりが浅くなっています。

図1

骨だけでは構造的に不安定なところを関節包や発達した腱板が強度を高めています。そのため、肩の酷使によって炎症や損傷が起こりやすく、痛み、可動域の制限が起こると考えられています。

また肩関節の炎症は、肩峰下の滑液包や関節周囲の筋肉に広がることがあり、このような肩関節周囲炎が狭義の五十肩と呼ばれています。

 

五十肩の特徴として、腕を上げる途中に痛みがなく「これ以上は上がらない」という動きの最後の時点で痛みが起こることが多いです。

五十肩以外の肩の痛みに鍵盤断裂という疾患があります。腱板断裂では腕を上げる途中に痛みが起こることが多く、腱板断裂を放置しておくと腱板や周囲の筋肉がやせたり断裂が広がったりして日常生活機能を冒しかねないので、早期に整形外科を受診して処置してもらうことが重要になります。

 

五十肩に対する当院の治療法

五十肩に対して当院が行う治療法は、まず患者さんに肩をどのようにして動かしたときに痛みを感じますか?」と伺い、肩に痛みが生じる動作をしてもらいます。

 

この動作検査によってどこの筋肉を傷めているのかを判断して治療していきます。

 

肩関節は大きな可動域を得るために骨性の支持が少なく、筋肉や靭帯などの軟部組織による支持が多くなっていることが特徴です。肩関節を支持している筋肉には肩甲下筋棘上筋棘下筋小円筋があります。

図2

肩関節を動かす際にこれら4つの筋肉が作用するので、肩関節の動作検査を行うことで、どの筋肉を傷めているのかを判断して鍼治療を行っていきます。

 

なかなか良くならない五十肩に対して

肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋をしっかり鍼治療してもなかなか良くならない場合には、より深層部に位置する烏口上腕靭帯をねらいます。

烏口上腕靭帯は図のように烏口突起から上腕骨の大・小結節をつなぐ靭帯で、非常に柔軟性に富んでいる一方で、五十肩などで一度瘢痕化してしまうと著名な拘縮(動きが悪くなること)ひき起こしてしまうので、臨床上大変重要な場所になります。

図3

超音波画像で肩関節を見ると烏口上腕靭帯の動きが良くわかります。

図4

烏口上腕靭帯は回旋中間位から外旋に向かうにつれて伸張していくので、この伸張性が低下すると著名な外旋制限の原因となります。

 

なかなか良くならない五十肩に対して烏口上腕靭帯にアプローチすることで、肩関節の動きが良くなったり、痛みが改善することがあります。

※施術効果には個人差があります。

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℡042-312-3363

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昨夜、治療院業界に入りたての頃の同期の人達と久しぶりに会いました。

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入社したあの頃から4年経がち、まだ同じ場所で働いている人や海外に行っている人など、みんないろいろな進路に進んでいました。

昔の話や近況報告、今後の展望など3時間ほど話が盛り上がりました。

こうして同期とたまに会うことは自分にとってとても刺激になりました。

 

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