東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です
院長のブログです。
ここ最近腰痛、特にぎっくり腰を訴えて来院される患者さんが増えてきました。
患者さん皆さんにぎっくり腰の原因を聞くと、「ここ最近忙しくて、ずっとパソコンに向かって座りっ放しで、床に落ちたものを拾おうとした瞬間」「年末の大掃除をしていて」、「重い荷物を持ち上げた瞬間」というように、普段あまりしていない体勢をしたときにぎっくり腰になってしまったと仰っていました。
日常生活の姿勢で腰に負担がかかっていることは皆さんご存知ですか?
下の図を見ると、座位が腰への負担が一番大きいことがわかります。デスクでパソコン操作をし続ける作業が、いかに腰痛の原因になる姿勢であるかがわかります。立ったときに椎間板にかかる圧力を100とした場合の比較。 「座って前傾」の姿勢では185と、一番負担が大きくなっている。
座る姿勢の基本は、背骨も首もしっかり伸びていることです。 また、「おへそから下を背骨に近づける」要領で、腹筋に力を入れることも大切です。
この姿勢をとるためには、股関節と膝頭が水平、もしくは股関節より膝頭がほんの少し高くなり、足の裏がしっかりと床についていることが望ましいです。
始めのうちは良い姿勢を維持するのは大変でしょう。しかし、慣れてくると意識しなくても徐々に良い姿勢になり、良い姿勢でいることで腰痛の予防にもなります。