東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です
院長のブログです。
「シンスプリント」という言葉は運動をしている人なら一度は聞いたことがあると思います。
シンスプリントはスポーツを始めて間もない人がなりやすく、部活を始めたばかりの新入生は筋肉が未発達のまま強い負荷の練習をしたり、練習後のアフターケアをしっかり行わずに、無理をして練習を続けてしまったりします。
シンスプリントはサッカー、バスケット、バレー、陸上の短距離、長距離など、ジャンプやダッシュを繰り返すスポーツ選手に多くみられます。
シンスプリントはスネの内側の中央より下1/3の部分が痛むと言われていますが、実際はスネの内側全体、外側全体、どこでも痛くなる可能性があります。
シンスプリントの人は骨を強く押すと痛むので、骨が痛いのだと思っていますが、実は、骨には痛みを感じる神経がありません。痛いのは「骨の周りをおおっている骨膜」なのです。
スネの骨の周りにはさまざまな筋肉が付着しています。
走ったり、ジャンプしたりすると、そのたびに筋肉が収縮して、骨を覆っている骨膜という膜が引張られます。部活やスポーツの練習で何度もダッシュを繰り返すと、そのたびに骨膜が引張られて負担がかかり、炎症が起こってきます。
シンスプリントになるとスネが痛くなるのは、骨膜が炎症を起こしているからなのですが、なぜ骨膜が炎症をおこしてしまうのかというと、さまざまな原因により、硬く緊張を起こしている「筋肉」が、収縮して、骨膜を繰り返し引張るからです。
つまり、硬くなって筋肉を柔軟にしない限りシンスプリントは改善されません。
当院ではシンスプリントに対して足の骨(脛骨、腓骨)についている筋肉(ヒラメ筋、後脛骨筋、前脛骨筋)へトリガーポイント鍼治療でアプローチします。
シンスプリントは早めに処置することで回復が早いので、痛みを我慢して練習をし続けるのではなく、痛みがある時は練習を控え、丁寧に処置することが大切になります。
※施術効果には個人差があります。
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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市天神町4-28-9
℡042-312-3363
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現在首の痛みを訴えて来院された患者さんに対して首まわりのトリガーポイント鍼治療を行っています。
首の痛みに対して当院ではまず動作検査を行い、「首をどのように動かすと痛くなるのか?」を確認し、どの筋肉にトリガーポイントがあるのかを見つけていきます。
首まわりの筋肉でトリガーポイントができやすい筋肉は、肩甲挙筋と頸板状筋、頭板状筋、頭半棘筋です。
これらの筋肉は頭を支えるために使われる筋肉であり、現在はスマートフォンが欠かせなくなっており、スマートフォンを見る姿勢が悪いと(顎を突き出すような姿勢)これらの筋肉に負担がかかってしまいます。
肩甲挙筋や頸板状筋、頭板状筋、頭半棘筋を治療しても首の痛みが良くならない場合、これらの筋肉より深層にある筋肉である後頭下筋群(大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋)を治療します。
後頭下筋群はおもにデスクワークなどで頭を小刻みに動かす際に使われる筋肉です。
なかなか良くならない頑固な首の痛みに対して、後頭下筋群を治療することで改善することがあります。
※施術効果には個人差があります。
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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市天神町4-28-9
℡042-312-3363
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