東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です
臨床症例集の一覧です。
40代 男性 : 自営業
右首の痛み。
右腕を上げる時に右首が痛む。
車の運転で車をバックさせる際に右後ろを振り向くときに右首が痛む。
昨年の12月上旬に転倒されてからしばらくして右首が痛み始めた。
頸部右回旋(+)、右側屈(+)、右腕を挙上させて頸部右回旋(++)
痛みの質:ズキッとした痛み
右頸板状筋、右肩甲挙筋
痛めたのが最近なので、早めにしっかり治療をすることで症状の改善が見込まれると判断し、週1回のペースで治療を行うことを説明しました。
1回目
うつ伏せにて刺鍼。以前に鍼を受けた経験があると仰っていたので、しっかり響かせました。
2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→5
右腕を上げる時の右首の痛みはなくなった。
後ろを振り向く(右へ)時に痛む。
3回目
ペインスケール10→3
後ろを振り向く(右へ)時に少し痛む。
4回目
ペインスケール10→1
後ろを振り向く(右へ)時の痛みはなくなったが、より後ろに振り向くと痛む。
今回は4回の治療でほとんど痛みがなくなりました。
来院前整骨院で診てもらい、患部を温めたり電気を当てたりして一時的には良くはなるが、症状がまた元に戻ってしまう状態だったそうです。
動作検査で痛めている筋肉をしっかり特定し、痛めた筋肉のトリガーポイントへ的確に鍼を当てることで数回の治療で症状を改善することができました。
※施術効果には個人差があります。
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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市天神町4-28-9
℡042-312-3363
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60代 女性:ヘルパー
腰の痛み。
半年前頃から寝ている状態から起き上がる時に腰に痛みが走り起き上がることができない。起き上がってしまえばしばらく動いていると腰の痛みは感じなくなる。
特に思い当たることはない。
腰前屈(+)、腰後屈(-)、腰回旋(-)、股関節屈曲時に腰前屈(++)
多裂筋、大臀筋
動き始めの時に腰が痛むことから腰部の深層筋が痛んでいると推測して、また痛めてから半年経過しているため症状が改善するのに少し時間がかかることを伝え、まずは1週間に1回のペースで来院していただくようにと説明した。
1回目:うつ伏せにて刺鍼。響き弱め。
2回目:ペインスケール10→9
まだ起き上がる際に痛みがある。L4.L5の多裂筋のおよび大臀筋の深層をねらい、響きを少し強めに加えた。
3回目:ペインスケール10→8
まだ起き上がる際に痛みがあるが、痛む場所が下のほうに変わった気がする。仙骨まわりの多裂筋の深層もねらってみる。
4回目:ペインスケール10→6
少し起き上がる時に痛みが減ってきてはいるがまだ痛む。痛む場所は変わらない。
5回目:ペインスケール10→5
起き上がるの時の痛みが大分減ってきた。まだ痛みが怖いため恐る恐る起き上がってしまう。
6回目:ペインスケール10→3
起き上がる際の痛みがあまり気にならなくなってきた。施術前の動作検査では、以前よりスムーズに起き上がれるようになっている。
現在治療継続中
動き始めに痛めるのは深層の筋肉が多くなかなか治り難い症状です。今回の患者様も始めの3回ぐらいまではほとんど症状に変化が見られませんでしたが、「痛む場所が変わった」と言ってました。このキーワードが重要でした。痛む場所が変わるということは鍼治療の効果が出ている証になります。これがきっかけでどんどん症状が改善されていきました。現在では以前と比べて起き上がるのがスムーズになり、時々立っていると腰が突っ張る感じがする程度ぐらいで、大分調子が良いそうです。
長年の腰の痛みや慢性腰痛でお困りの方は是非一度当院の治療を受けてみてください。
※施術効果には個人差があります。