東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

臨床症例集

臨床症例集の一覧です。

2016年06月20日(月)
2016年06月17日(金)
2016年06月03日(金)
2016年04月12日(火)
2016年03月24日(木)
2016年02月27日(土)

今日は右手薬指と小指の痛みについて報告します。

30代 男性:公務員

症状

弓道をしていて、2ヶ月ほど前に右手薬指と小指に激痛が生じた。
1週間ほどで痛激痛は軽減したが、弓道の練習中は右手薬指と小指に痛みが生じる。
また、右手薬指と小指を曲げると痛みが生じる。

原因

弓道の弓の弦を引く動作。

動作検査

右手薬指・小指の屈曲(++)

罹患筋

(右)浅・深指屈筋、短母指屈筋、薬指と小指の屈筋腱

治療計画

週一回のペースで様子を見ながら治療を行っていくことにした。

治療経過

1回目
鍼治療は初めてであり、掌の刺鍼は痛いことをしっかり伝え、刺鍼時に反応を伺いながらトリガーポイント鍼治療を行った。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→5
薬指の痛みは大分楽になった。
小指を曲げる時に薬指の付け根あたりが突っ張るように痛む。

3回目
ペインスケール10→2
薬指と小指を曲げた時の痛みはほとんどなくなったが、まだ違和感がある。
時々ふとした瞬間に小指がズキッと痛むことがある。

現在治療継続中。

治療結果

今回3回の治療でほぼ痛みはなくなりました。
今回の治療ポイントは薬指と小指の屈筋腱への刺鍼でした。(図の赤丸部位)

図1

赤丸の部位は掌なので刺鍼時に結構痛みが生じます。
患者さんにしっかり痛いことを説明して刺鍼しました。

激痛だった症状が3回でほぼ痛みを感じないほどまで改善しました。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市天神町4-28-9
℡042-312-3363

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今日は寝違えを訴えてきた患者さんについてお伝えします。

三ヶ月ほど前に寝違えてしまい当初は右に振り向くことができず、安静にしていたそうです。

しばらく(2~3週間ぐらい)して寝違えの痛みは軽減してきたそうですが、こんどは右腕の外側から手にかけてじわ~っとしびれるようになってしまったそうです。
右腕のしびれは右に振り向くときに出やすく、安静にしている時はあまり感じないが、仕事(デスクワーク)で疲れてくるとしびれてくると仰っていました。

動作検査

頸部:右回旋(右に振り向く)で痛む、右腕にしびれが生じる
後屈は少し痛む
前屈は痛みなし

肩関節:(右)外旋で右腕にしびれが生じる
(右)内旋で特に症状は無い

治療部位

動作検査から肩甲挙筋、棘上筋、棘下筋を治療部位、特に肩甲挙筋の停止腱である肩甲骨上角部分をメインにとしてトリガーポイント鍼治療をしました。

図1

この肩甲骨上角付近は図のように肩甲挙筋や棘上筋、棘下筋が筋連結しており、このような部位はトリガーポイントができやすい部位でもあります。

治療経過

1回目
早く治したいと仰っていたので、しっかり響かせながらトリガーポイント鍼治療をしました。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→3
前回の治療の翌日首まわりがすごく重だるくなったが、しばらくして重だるさがなくなったら首の痛みは軽減し、右腕のしびれがなくなったと仰っていました。

3回目
ペインスケール10→1
右に振り向いた時の痛みがほとんどなくなり、右腕のしびれもなくなりました。

治療結果

痛みとしびれがなくなるまで3回の治療で済みました。

首が痛みだしてから三ヶ月、右腕のしびれが生じてから二ヶ月の間悩まれていたのが3回の治療で症状が改善されたことに対して大変喜ばれていました。

痛み・しびれの原因をしっかり見つけ、的確にトリガーポイント鍼治療を行うことで治療効果を上げることができ、患者さんにも喜んで頂いてます。

寝違えでお悩みの方がいらっしゃいましたら、一度当院へお越しください。

※施術効果には個人差があります。

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今日は肩の痛みの症例報告をいたします。

30代 女性:マンガ家

症状

肩が痛くて大きく動かせない。
寝起きが辛い。
一日出かけて帰るころには肩が痛くなり、翌日までひびく。
肩甲挙筋の緊張が強く、安静時に肩をすくめた姿勢になっている。

原因

2年前ごろから。
運動不足。
胸が重いのが原因の一つと考えられる。

動作検査

頸部
後屈(+)、前屈(++)、右回旋(+)、左回旋(-)
肩関節
左:異常なし
右:外転120°(++)、屈曲(-)、伸展(-)

罹患筋

頸板状筋、頭板状筋、肩甲挙筋、棘上筋(右のみ)

治療計画

週一回のペースで様子を見ながら治療を行っていくことにした。。

治療経過

1回目
鍼の治療を今まで受けたことがあるが大分前のことと仰っていたので、刺鍼の際反応を見ながらしっかり響かせて治療しました。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→7
肩の緊張が軽減した。
外出後肩が痛くなるのはまだ残っている。

3回目
ペインスケール10→4
朝の痛みが軽減した。
右肩関節の外転時の痛みがなくなった。
外出後肩が痛くなるのはまだ残っている。
胸を張ると鎖骨あたりが突っ張るような痛みが生じる。

4回目
ペインスケール10→2
後頸部の痛みはほとんど感じなくなった。
背筋を伸ばす際前胸部が突っ張るように痛む。
仰向けにて大胸筋、小胸筋を治療。

現在治療継続中。

治療結果

右肩の外転時の痛みに対して効果的だったのは図に示す棘上筋、肩甲挙筋の停止腱でした。

棘上筋 肩甲挙筋

肩甲挙筋の停止腱をねらう際は肩甲骨上角に鍼先をしっかり当てて深さを確認してから刺鍼していきます。
深さを確認してから刺鍼することで気胸予防になります。

※施術効果には個人差があります。

 

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50代 男性:建設業

症状

右首・肩・背中にかけてピリピリと痛む。
時々右手にしびれを感じることがあり右手に力が入らないときがある。

原因

一ヶ月ほど前に寝違えた。
これ以外思い当たることがない。

動作検査

頸部右回旋(+)、前屈(-)、後屈(++)
肩関節外旋(‐)、内旋(+:突張る感じ)
お風呂に入ると症状は楽になる

罹患筋

右:頭・頸板状筋、肩甲挙筋、棘下筋

治療計画

痛めたのが最近なので、早めにしっかり治療をすることで症状の改善が見込まれると判断し、週2回のペースで治療を行うことを説明。

治療経過

1回目
鍼の治療が今回が初めてだったため、響き方がどのような感覚なのかを伝え、しっかりと響かせながら施術した。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→5
首の痛みが改善された。
朝・晩に背中まわりが痛み、日中は腕まわりが痛む。
胸部多裂筋を治療部位に追加して治療を行った。

3回目
ペインスケール10→3
背中の痛みが軽減した。
頸部背屈時に腕にかけて痺れるような感じがする。

現在治療中。

治療結果

痛みが軽減するまで3回かかりました。
治療前頸部背屈時に肩から腕にかけてビリビリと痛んでいたが、現在はほとんど感じない。
このことから、今回の痛みの原因は首を後屈させるときに使われる筋肉であることが分かりました。

※施術効果には個人差があります。

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最近来院される患者さんに多い症状である上腕骨外側上顆炎(テニス肘)の改善された症例についてお伝えします。

50代 女性:専業主婦

症状

右肘の痛み。押すと痛む。
ぞうきんを絞る時に右肘が痛む。
重いものを持つ時に右肘が痛む。

原因

特に思い当たることがない。
半年ほど前にぞうきんを絞ろうとしたら右肘にズキッという痛みが生じた。
それ以来重いものを持つ動作や指先を使う動作の時に右肘に痛みが出るようになった。

動作検査

手関節の伸展(+)、手関節の掌屈(-)、手関節の橈屈(+)、手関節の尺屈(-)、手指の伸展(+)、チェアテスト(++)

罹患筋

長・短橈側手根伸筋、総指伸筋

治療計画

肘まわりは細かい筋肉が多く付着しているため、症状改善には少し時間がかかることを伝えて治療を行うことにしました。

治療経過

1回目
鍼の治療が今回が初めてでしたが、早くこの痛みを改善させたいと仰っていたのでしっかり響かせながら治療しました。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→7
前回の治療後右腕全体に重だるさが残ったが、2日ほどして少し右肘が軽くなった気がするとおっしゃていた。
手首を動かす時にまだ右肘に痛みが出る。

3回目
ペインスケール10→7
前回とあまり変化が見られない。

4回目
ペインスケール10→5
右肘を押して痛むことがなくなった。
手首を動かす時の痛みが少し減ってきた。

5回目
ペインスケール10→3
手首を動かす時の痛みはなくなった。
重いものを持つ時はまだ痛む。

6回目
ペインスケール10→1
重いものを持つ時の痛みが減ってきた。

現在2週間に1回のペースで治療継続中。

治療結果

肘まわりは細かい筋肉が多く付着しているため筋膜と筋膜の癒着が生じやすくなっています。
そのため、動作検査でどの筋肉を傷めているのか判断して的確に治療しなければなりません。

今回も6回の施術で痛みがほとんどなくなりまいた。
肘の痛みでお困りの方がいらっしゃいましたらあきらめずに当院へ一度お越しください。

※施術効果には個人差があります。

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今回は右肘の上腕骨外側上顆炎(テニス肘)と診断された患者さんの症状改善についてお伝えします。

40代 女性:介護職員

症状

右肘の痛み。
ぞうきんを絞る時に痛む。
手先を使うさぎょで痛む。
500mlのペットボトルを持つ時に痛む。

原因

1年ほど前に軽い運動をしていたら右肘にズキッとした痛みが生じた。
それ以来右腕を使う動作をする度に右肘に痛みが生じるようになった。

動作検査

手関節の伸展(+)、手関節の撓屈(+)、手指の伸展(+)
チェアテスト(++)

罹患筋

長・短橈側手根伸筋、総指伸筋

治療計画

痛めてから1年ほど経っており、肘まわりは細かい筋肉多付着しているため、症状改善には少し時間がかかることを伝えて治療を行うことにしました。

治療内容

1回目
鍼の刺激が苦手と仰っていたので、今回は表面の筋肉に対してアプローチすることにしました。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→9
前回の施術後右腕全体にズーンと重だるい感覚が残った。
右腕の上腕外側から前腕外側および指先にかけて重だるい感じがすると仰っていたので追加で棘下筋に対して刺鍼をした。

3回目
ペインスケール10→9
右腕の上腕の症状は改善された。
安静時(腕をぶらっとさせた時)に肘から手首にかけてジーンとした感じがする。

4回目
ペインスケール10→7

5回目
ペインスケール10→5
安静時の肘から手首にかけてジーンとした感覚はなくなった。
手指の伸展時や手関節の伸展時にまだ少し痛む。

現在治療継続中。

治療結果

肘まわりは細かい筋肉が多く付着しているため筋膜同士の癒着が生じやすくなっています。
そのため、急な動きをして肘まわりに負担をかけてしまうと痛めてしまいます。

動作検査でどの筋肉を傷めているのか判断して的確に治療することで痛みを改善することができます。今回も5回の施術で痛みを半減させることができました。まだ治療を継続中なのでさらに改善していくと思います。

※施術効果には個人差があります。

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今回は腰椎椎間板ヘルニアと診断された患者さんの症状改善についてお伝えします。

50代 女性:主婦、パート

症状と原因

9年ほど前に整形外科でL4-L5間の腰椎椎間板ヘルニアと診断され症状として腰の痛みと右足のしびれがあり、薬(ロキソニン)と湿布を処方され、電気治療や運動療法などで症状は改善されたそうです。
今年の3月下旬に職場で寒いところで中腰姿勢で作業をしていたら腰にいたみが生じた。
家に帰り横になって安静にしていたら翌日腰から右足にかけての痛みで起き上がれなくなってしまった。

動作検査

寝返り(+)、起き上がり(+)、立ち上がり(+)
歩行(+)、前屈(±)、後屈(+)

罹患筋

右側:腰部多裂筋・大臀筋・中殿筋

治療計画

痛みが辛く仕事を休んでいて早く職場に復帰したいとのことだったので、1週間に2回のペースで施術を行っていくことを伝えた。

治療内容

1回目
今回鍼を受けるのが初めてでしたが早く良くなりたいと仰っていたので、しっかり響かるように刺鍼しました。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→9
右足のしびれが少し軽減。
座る時に右のお尻まわりが痛む。
直立できず中腰姿勢になってしまう。

3回目
ペインスケール10→7
じっとしていればしびれは感じなくなった。
まだ直立できず中腰姿勢になってしまう。
右足で片脚立ちするとお尻からふくらはぎにかけて痛みが生じる。

4回目
ペインスケール10→7
直立姿勢を維持することができるようになったが、暫く立っていると右足がしびれてくる。
まだ右足に体重をかけられない。

5回目
ペインスケール10→5
立ち上がりの動作は以前よりもスムーズになった。
歩いていて暫くすると右足がしびれてくる。
少しだが右足で片脚立ちできるようになった。

6回目
ペインスケール10→4
立ち上がり動作がスムーズになった。
長距離を歩くと右足がしびれてくる。
長時間座っていると右のお尻まわりが痛くなる。
寝返りの時の痛みはなくなる。

7回目
ペインスケール10→2
歩行時の姿勢が良くなった(以前は中腰姿勢で歩いていたが今ではほぼ直立姿勢を維持して歩けている)。
歩行時にふくらはぎの外側が痛む時がある。

痛みが治まってきた為、近日中に職場復帰する予定。

治療結果

腰を痛めてから痛みが改善するまで7回20日かかりました。
現在もメンテナンスとして1週間に1回施術をしています。

ぎっくり腰でも既往歴があるのとないのとで治るまでの期間が変わってきます。また、痛めてからの治療するまでの期間が短いか長いかでも治るまでの期間が変わってきます。
痛めてしまったら早めに治療することをお勧めします。

※施術効果には個人差があります。

 

今日はぎっくり腰の方の症状改善についてお伝えします。

50代 男性:コンサルタント

症状

階段を歩いていたら急に腰が抜けるような痛みが出て歩けなくなってしまった。
座っていると腰が痛くなるため長時間座っていられない。
腰が痛くて寝返りができない。

原因

もともと慢性的な腰痛を患っていて、7~8年前に1度今回のような痛みを経験したことがある。
整形外科でレントゲンを撮った結果変形性脊椎症と言われた。

動作検査

座位(+)、立ち上がり(+)、仰向け(+)、
伸展(+)、前屈(±)、回旋(+)、側屈(-)

罹患筋

腰部多裂筋、大臀筋

治療計画

ぎっくり腰のため会社を休んでいて、早く良くなりたいとのことだったので、1週間毎日来ていただくように伝えた。

治療内容

1回目
以前に鍼を受けた経験があると仰っていたので、しっかり響かるように刺しました。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→8
朝起きるのが辛い。
前屈としゃがむのが辛い。
腰を反るのは少し楽になってきた。

3回目
ペインスケール10→6
まだ朝起きるのが辛い。
階段の上りがの際左の股関節あたりが痛かった。(左中殿筋を追加で刺鍼)
前屈みとしゃがむ動作はゆっくりなら出来るようになるが、まだ痛みはある。

4回目
ペインスケール10→3
朝起きるのが楽になり寝返りの際痛む感覚が和らいできた。
前屈みはゆっくり動けば痛みを感じなくなった。

5回目
ペインスケール10→2
朝起きるのが大分楽になる。
長時間座っていると腰の中心が重たくなってくる。
痛みが減ったので翌日から会社へ行くことにしました。1週間後の来院予約をしました。

6回目
ペインスケール10→1
寝返りができる。朝起きるのも痛みは気にならない。
朝起きたては体が硬くて前屈みができないが、体が温まってくると前屈みはできる。

症状は治まったが、メンテナンスとして1週間に1回のペースで現在継続中。

治療結果

1週間で会社に復帰することができて良かったです。1週間あれば急性腰痛も日常生活に支障がなくなる確率が高くなります。どんな症状も早期に治療を受けて頂くことが重要ですね。

※施術効果には個人差があります。

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50代 男性:会社員

症状

右の首から背中上部の痛み。
パソコンでマウス操作をする際に患部がズーンと重だるい感じがする。

原因

特に思いあったることはない。
管理職でデスクワークが多く、ここ最近忙しかった。
常に肩こりがあり、マッサージで軽快していたが、ここ最近(1週間ほど前から)は痛みが強く、寝返りの時も痛みが出てきたため、しっかり治したいと思い当院へ来院されました。

動作検査

頸部前屈(+)、後屈(+)、同側(右側)回旋(+)、同側屈(+)

罹患筋

頸板状筋、肩甲挙筋、僧帽筋

治療計画

お仕事が忙しく平日は来院できないとのことだったので、土曜日か日曜日の都合が良い日に週一回のペースで来ていただくように伝えました。

治療内容

1回目

以前に鍼を受けた経験があると仰っていたので、しっかり響かせました。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→7
寝返りの時の痛みはなくなった。
仕事中のズーンとした重たい痛みはまだ残る。

3回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→2
痛みが気にならなくなってきた。
頸部前屈時に右頸部に突っ張り感がある。

4回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→1
右頸部が軽く張っている程度。
経過が良好のため今回で施術を終了とし、また気になることがあったら来院して頂くように伝えました。

治療結果

痛み始めてから1週間だったので、短い期間で治療効果を出すことができました。
今回の患者さんの罹患筋で重要だったのは肩甲挙筋でした。
肩甲挙筋刺鍼部位肩甲挙筋の停止部である肩甲骨の上角部分に鍼を刺入すると、患者さんが「普段そこが気になるんです(この感覚を認知覚といいます)」と仰っていました。鍼を刺鍼することで認知覚を得ることができ治療効果が出せました。

※施術効果には個人差があります。

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40代 男性 : 自営業

症状

右首の痛み。
右腕を上げる時に右首が痛む。
車の運転で車をバックさせる際に右後ろを振り向くときに右首が痛む。

原因

昨年の12月上旬に転倒されてからしばらくして右首が痛み始めた。

動作検査

頸部右回旋(+)、右側屈(+)、右腕を挙上させて頸部右回旋(++)
痛みの質:ズキッとした痛み

罹患筋

右頸板状筋、右肩甲挙筋

治療計画

痛めたのが最近なので、早めにしっかり治療をすることで症状の改善が見込まれると判断し、週1回のペースで治療を行うことを説明しました。

治療内容

1回目
うつ伏せにて刺鍼。以前に鍼を受けた経験があると仰っていたので、しっかり響かせました。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→5
右腕を上げる時の右首の痛みはなくなった。
後ろを振り向く(右へ)時に痛む。

3回目
ペインスケール10→3
後ろを振り向く(右へ)時に少し痛む。

4回目
ペインスケール10→1
後ろを振り向く(右へ)時の痛みはなくなったが、より後ろに振り向くと痛む。

治療結果

今回は4回の治療でほとんど痛みがなくなりました。
来院前整骨院で診てもらい、患部を温めたり電気を当てたりして一時的には良くはなるが、症状がまた元に戻ってしまう状態だったそうです。

動作検査で痛めている筋肉をしっかり特定し、痛めた筋肉のトリガーポイントへ的確に鍼を当てることで数回の治療で症状を改善することができました。

※施術効果には個人差があります。

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