東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です
今回の患者さんは左膝の痛みを訴えて来院されました。
30年前に山をハイキングしていた時に足をくじいて左脛骨を骨折してしまい、それ以来膝を曲げる際に膝の前面が突っ張ってしまいうまく曲げられなくなってしまったそうです。
ここ最近10~15分ほど歩くと左膝に痛みが出てきてしまい、歩くのが億劫になっていたため何とかしたいと思い当院へ来院されました。
実際に見てみると左膝の屈曲60°で屈曲制限があり、左膝外側から脛骨外側にかけて痛みを訴えていました。
膝関節屈曲時の膝関節の「内側」は大腿骨と脛骨の適合は良く、「外側」は大腿骨と脛骨の適合が良くないため、外側の方が接触点を変化させながら膝は曲がります。
この際脛骨は大腿骨に対して外側が前に出る、つまり内旋します(図を参照)。
このことから、膝関節屈曲時には膝の外側(大腿骨遠位から脛骨近位にかけての外側に付着する筋肉)には引張り張力が働きます。
このことを考えると、今回の患者さんは左脛骨を骨折してしまったことにより、大腿骨遠位から脛骨近位にかけての外側に付着する筋膜に癒着が生じてしまい、膝関節の屈曲制限を伴う痛みが生じてしまったのだと考えました。
実際に大腿骨遠位から脛骨近位の部位にトリガーポイント鍼治療を行っていくと痛みが徐々に引いていきました。現在治療中でまだ屈曲制限もありますが、継続的に治療していきます。
※施術効果には個人差があります。
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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市天神町4-28-9
℡042-312-3363
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