東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

肩の痛み - 臨床症例集

今日は肩の痛みの症例報告をいたします。

30代 女性:マンガ家

症状

肩が痛くて大きく動かせない。
寝起きが辛い。
一日出かけて帰るころには肩が痛くなり、翌日までひびく。
肩甲挙筋の緊張が強く、安静時に肩をすくめた姿勢になっている。

原因

2年前ごろから。
運動不足。
胸が重いのが原因の一つと考えられる。

動作検査

頸部
後屈(+)、前屈(++)、右回旋(+)、左回旋(-)
肩関節
左:異常なし
右:外転120°(++)、屈曲(-)、伸展(-)

罹患筋

頸板状筋、頭板状筋、肩甲挙筋、棘上筋(右のみ)

治療計画

週一回のペースで様子を見ながら治療を行っていくことにした。。

治療経過

1回目
鍼の治療を今まで受けたことがあるが大分前のことと仰っていたので、刺鍼の際反応を見ながらしっかり響かせて治療しました。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→7
肩の緊張が軽減した。
外出後肩が痛くなるのはまだ残っている。

3回目
ペインスケール10→4
朝の痛みが軽減した。
右肩関節の外転時の痛みがなくなった。
外出後肩が痛くなるのはまだ残っている。
胸を張ると鎖骨あたりが突っ張るような痛みが生じる。

4回目
ペインスケール10→2
後頸部の痛みはほとんど感じなくなった。
背筋を伸ばす際前胸部が突っ張るように痛む。
仰向けにて大胸筋、小胸筋を治療。

現在治療継続中。

治療結果

右肩の外転時の痛みに対して効果的だったのは図に示す棘上筋、肩甲挙筋の停止腱でした。

棘上筋 肩甲挙筋

肩甲挙筋の停止腱をねらう際は肩甲骨上角に鍼先をしっかり当てて深さを確認してから刺鍼していきます。
深さを確認してから刺鍼することで気胸予防になります。

※施術効果には個人差があります。

 

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MPS、トリガーポイント専門治療院
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℡042-312-3363

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