東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

上腕骨外側上顆炎(テニス肘) - 臨床症例集

今回は右肘の上腕骨外側上顆炎(テニス肘)と診断された患者さんの症状改善についてお伝えします。

40代 女性:介護職員

症状

右肘の痛み。
ぞうきんを絞る時に痛む。
手先を使うさぎょで痛む。
500mlのペットボトルを持つ時に痛む。

原因

1年ほど前に軽い運動をしていたら右肘にズキッとした痛みが生じた。
それ以来右腕を使う動作をする度に右肘に痛みが生じるようになった。

動作検査

手関節の伸展(+)、手関節の撓屈(+)、手指の伸展(+)
チェアテスト(++)

罹患筋

長・短橈側手根伸筋、総指伸筋

治療計画

痛めてから1年ほど経っており、肘まわりは細かい筋肉多付着しているため、症状改善には少し時間がかかることを伝えて治療を行うことにしました。

治療内容

1回目
鍼の刺激が苦手と仰っていたので、今回は表面の筋肉に対してアプローチすることにしました。

2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→9
前回の施術後右腕全体にズーンと重だるい感覚が残った。
右腕の上腕外側から前腕外側および指先にかけて重だるい感じがすると仰っていたので追加で棘下筋に対して刺鍼をした。

3回目
ペインスケール10→9
右腕の上腕の症状は改善された。
安静時(腕をぶらっとさせた時)に肘から手首にかけてジーンとした感じがする。

4回目
ペインスケール10→7

5回目
ペインスケール10→5
安静時の肘から手首にかけてジーンとした感覚はなくなった。
手指の伸展時や手関節の伸展時にまだ少し痛む。

現在治療継続中。

治療結果

肘まわりは細かい筋肉が多く付着しているため筋膜同士の癒着が生じやすくなっています。
そのため、急な動きをして肘まわりに負担をかけてしまうと痛めてしまいます。

動作検査でどの筋肉を傷めているのか判断して的確に治療することで痛みを改善することができます。今回も5回の施術で痛みを半減させることができました。まだ治療を継続中なのでさらに改善していくと思います。

※施術効果には個人差があります。

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MPS、トリガーポイント専門治療院
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