東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です
ここ最近朝晩は冷え込み、日中は過ごしやすい陽気になってきましたね。
治療院への通勤時私は多摩湖自転車道という道を通るのですが、この道は歩行者と自転車の専用道路で、武蔵境から多摩湖まで約22㎞もある道です。
さくらや松などの街路樹が植えてあり、私が通勤する時間帯にはランニングをする人を多く見かけます。時々ランニングをされている患者さんともすれ違うことがあります(笑)。
マラソンブームもありここ最近当院には趣味でマラソンをされている方や本格的にマラソンをされている方々が来院されます。
マラソンをされている方に多い疾患としてはランナー膝とアキレス腱炎があります。今回はランナー膝についてお伝えしたいと思います。
ランナー膝とは腸脛靭帯炎ともいわれ、膝の外側が痛くなる疾患です。ランナー膝を引き起こす原因としては、マラソンなどの長距離走で膝の曲げ伸ばしの運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外側上顆とこすれることで炎症を起こしてしまい、痛みが生じます。
過度なランニングや走る前後の柔軟運動の怠りや悪路(凸凹した道や下り坂など)など様々な要因が関与しています。
ランナー膝になってしまうと、走る度に痛くなってしまいます。そうならないためにはしっかり治療しなければなりません。
ランナー膝では腸脛靭帯を痛めているため腸脛靭帯に対してトリガーポイント鍼治療を行います。鍼を刺す部分は患者さんが痛いと訴えている部位とそのほかに図の〇のような部位にも刺鍼します。
①の部位は腸脛靭帯の下から外側広筋が交差する部位で、靭帯と筋肉が癒着しやすい部分であるため、治療ポイントとして欠かせません。
②の部位は大腿筋膜張筋になります。腸脛靭帯は大腿筋膜張筋と大殿筋の付着部から脛骨近位前面のGerdy結節に停止する筋膜様組織であるため、腸脛靭帯が悪くなるとこの大腿筋膜張筋も悪くなることが多いです。
ランナー膝は放置しておくと走る度に痛くなるため、早めに治療することをお勧めいたします。
※施術効果には個人差があります。
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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市花小金井南町1-12-2
コンフォール花小金井105
℡042-312-3363
https://www.kodaira-tp-morikawa.com
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