東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

椅子から立ち上がろうとした瞬間に痛むぎっくり腰 - 疾患に対する解説

ぎっくり腰になるタイミングは人によって様々です。最も多いのが重いものを持ち上げようとした瞬間に痛めるパターンだと思います。その他にはくしゃみをした瞬間や寝返りをした瞬間、後ろの物を取ろうと腰を捻った瞬間など、ぎっくり腰になる原因はまだまだ数えきれないほどのパターンがあります。

その中でも今回は椅子から立ち上がろうとした瞬間に痛むぎっくり腰について詳しくお伝えしていきたいと思います。

 

椅子に座っている状態では股関節は90度に屈曲していて骨盤はやや後ろに倒れている(後傾)状態です。

この状態から立ち上がる際、➀股関節はより鋭角に屈曲され、②骨盤は後傾から前に倒れます(前傾)。③さらにこの時腰は若干反り気味になります。このように、椅子から立ち上がろうとする時には3つの動きが関係してきます。この3つの動きにおいて以下の筋肉が関係してきます。

 

「➀股関節を鋭角に屈曲させる」「②骨盤を後傾から前傾にする」に係る筋肉

➀②に係る筋肉は大腰筋です。

大腰筋

大腰筋という筋肉は腰椎の肋骨突起から大腿骨の小転子に付いている筋肉で、股関節を屈曲させるときに最初に動き始めるのがこの大腰筋になります。

大腰筋を痛めてしまうと図のような赤い分布のところに痛みを生じさせることがあります。

大腰筋トリガーポイント

「③腰を反り気味にする」に係る筋肉

③に係る筋肉は多裂筋です。

多裂筋

多裂筋という筋肉は仙骨から頸椎まで長い筋肉で、特に腰椎あたり最も厚く、身体を反ったり、姿勢を維持するときに作用します。

多裂筋を痛めてしまうと図のような赤い分布のところに痛みを生じさせることがあります。

多裂筋トリガーポイント

 

今回はぎっくり腰になるタイミングの中で椅子から立ち上がろうとした瞬間についてお伝えしました。他にもぎっくり腰になるタイミングは色々ありますので、ぎっくり腰の治療で重要なのは「どんなタイミングで痛くなったか」「どうすると腰が痛むか?」になります。

※施術効果には個人差があります。

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