東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です
脊柱管狭窄症手術後の腰の痛みに対してトリガーポイント鍼療法を行い、症状が改善した症例についてお伝えします。
60代 男性:会社員
長時間立っていると腰が痛くなって立っているのが辛くなる。
脊柱管狭窄症の所見である「歩行時に痛みが生じしばらく休憩すると痛みは軽減する(間欠破行)」ような症状はない。
中腰姿勢でいると腰が痛む。
10年ほど前に脊柱管狭窄症と診断され、腰の痛みと足のしびれが辛く手術を受けた。
術後足のしびれは改善されたが、ここ最近仕事で重たい荷物を持った際に腰に違和感を感じ、日に日に腰の痛みが気になりはじめ、ここ最近は朝起きるのが辛いほど腰が痛くなってきた。
SLRテスト:陰性
前屈(+),後屈(++)
多裂筋(手術痕まわり)
大臀筋
手術痕まわりの筋肉の緊張が強かったため、集中的にしっかり治療をすることで症状の改善が見込まれると判断し、週2回のペースで治療を行うことを説明しました。
1回目
鍼治療が初めてでしたが、鍼の響き(鍼を刺したときのズーンと重たい感覚)は大丈夫と仰っていたので、しっかり響かせて刺鍼しました。
2回目
ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→8
前回の治療後腰まわりが軽くなった気がしたが、2日ほどすると元に戻ってしまった。
3回目
ペインスケール10→8
前回とあまり変化なし。
腰まわりの緊張がまだ強かったため、手術痕まわりの多裂筋に対してしっかり響かせた。
4~6回目
ペインスケール10→5
長時間立っていてもしばらくは腰に痛みを感じずに過ごすことができた。
まだ朝起きる時に腰が痛む。
7~10回目
ペインスケール10→3
長時間立っていても腰に痛みを感じることがなくなった。
朝起きる時の腰の痛みも軽減したが、まだ重だるさを感じる。
11回目
ペインスケール10→1
朝起きる時の腰の痛みはほとんど感じることがなくなった。
トリガーポイント鍼療法を行った結果、腰の痛みがほとんど感じることがなくなり、症状の改善が見られた。
ここまでにかかった期間約2ヶ月、計11回のトリガーポイント鍼療法。
今回の治療では手術痕まわりの多裂筋をメインにトリガーポイント鍼療法をしました。
手術痕まわりの筋肉は癒着が酷く、筋肉が緊張しています。
筋肉の癒着を剥すように鍼治療することで、腰の痛みも軽減していきました。
※施術効果には個人差があります。
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MPS、トリガーポイント専門治療院
もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市天神町4-28-9
℡042-312-3363
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