東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です
今日のNHKのあさイチで放送されていた脊柱起立筋についてお話したいと思います。
脊柱起立筋という筋肉は背骨から腰骨の方にまで、人間の背中の中心部あたりを縦に細長く走っている筋肉です。
脊柱起立筋が作用すると、上半身を起立させたり、背筋を伸ばす筋力が生まれます。例えば、重い物を持って立ち上がるときや背中を反ったりする動作を行うときには脊柱起立筋が重要な役割を果します。
脊柱起立筋は少し特殊な筋肉でして、腰から背骨へ、そして首の方に向かって走っていますが、大小さまざまな筋肉の集まった筋群として働います。
腰の高さで大ざっぱに分類しますと、図のように背骨に一番近い部分に多裂筋、その外側にある最長筋、そして体の一番外側寄りにある腸肋筋というグループに分割できます。
人間が直立二足歩行できるのも背筋をきちんと伸ばす事ができるからで、脊柱起立筋は椅子に座っている時も、立っているときも、歩いている時も姿勢を維持するために筋力を発揮しています。
また、スポーツなどを行う上では物を持ち上げる動作やジャンプする時に上体を素早く起こす動作など、ほぼ全てと言っても過言で無いほど様々な動作をサポートしています。
先程も述べた通り、脊柱起立筋は大小さまざまな筋肉の集まった筋群で構成されているため、トリガーポイントができやすい部位でもあります。トリガーポイントについての詳しい説明については「トリガーポイント療法」を参照してください。
脊柱起立筋にトリガーポイントが生じると図のような赤い分布図のところが痛みます。
多裂筋にトリガーポイントが生じた場合、腰の中心部の痛みや腰の奥の方の痛みを感じたりします。また、椅子に座っていて立ち上がる瞬間や歩行時に腰にズキッと痛みを感じる時は多裂筋に生じたトリガーポイントが原因であることが多いです。
腸肋筋と最長筋にトリガーポイントが生じた場合、腰を反らしたときや腰の外側に痛みを感じます。
このように腰が痛いといっても、どこの筋肉のトリガーポイントが原因なのかによって痛む部位や痛む動作が変わってきます。
どの筋肉のトリガーポイントが原因なのかしっかり見極めて治療しないと治療効果に大きく影響してしまいます。
当院では患者様にしっかり問診をし、動作検査を行い、どの筋肉のトリガーポイントが原因なのかを精査し、痛みの根本治療を行っています。
腰痛でお困りの方は一度当院へお越しください。
==========================
MPS,トリガーポイント専門治療院 もりかわ鍼灸治療院
東京都小平市天神町4-28-9
℡042-312-3363
==========================