東京都 小平市 花小金井 国分寺市 トリガーポイント 鍼灸治療 筋膜性疼痛症候群(MPS) 痛みやしびれに特化した治療院です

 トリガーポイント療法専門 もりかわ鍼灸治療院

ぎっくり腰 - 臨床症例集

最近冷え込みが厳しくなり、年末大掃除などで腰を痛めてしまったという方も多いのではないでしょうか?

 

今日はぎっくり腰(右腰から臀部にかけて)になってしまった学生の症状改善についてお伝えします。

 

10代 男性:学生

 

症状

当院に来院される3日前通学中にバスの中で吊革につかまっていた際、右足に体重をかける姿勢になった時に右腰にズキッとした痛みを感じた。

一晩寝て朝起きる際腰の激痛で起き上がることができなかった。

こんな痛みは今まで感じたことがなかったため不安になり、親に相談したところ、ネットで当院をみつけて来院。

 

原因

部活が剣道部(強豪校)で、毎日ウェイトリフティングなどの筋肉トレーニングをしていて、常に筋肉が緊張している状態で体の柔軟性がない。

剣道の構えが右足を前にしていて、前に出る時に右足に重心がかかる。

 

動作検査

仰向けからの起き上がり(+)

座位からの立ち上がり(+)

前屈(+)、後屈(-)

右股関節:外転(-)、屈曲(-)、伸展(+)

 

罹患筋

右腰部:多裂筋、最長筋

右大臀筋

 

治療計画

剣道部の強豪校のため、部活を休むとレギュラーから外されてしまうため、練習は休めないとのことだったので、鍼治療で痛めてるところをしっかり治療しながら、体に柔軟性を持たすためのストレッチの指導も行った。1週間に1回のペースで来院してもらうことにしました。

 

治療内容

1回目

早く良くなりたいとのことだったので、しっかり響かせながら施術しました。

 

2回目

ペインスケール(患者さんが感じる痛みの強さ)10→6

朝起き上がる時の痛みは感じなくなった。

前屈は痛みはないが違和感を感じる。

腰を右にひねると痛みを感じる。

 

3回目

ペインスケール10→4

日常生活ではほとんど痛みを感じなくなった。

ウェイトトレーニング中に中腰の姿勢になる時に腰が痛む。

 

現在もメンテナンスとして気になった時に来院してもらっています。

 

治療結果

3週間ほどで症状を改善することができました。急性腰痛であれば早期の治療で日常生活に支障がなくなる確率は高くなります。

今回の場合は部活を休めないということだったので、セルフケアもしっかりやってもらいました。治療する側と患者さんのお互いが症状改善のために同じ方向に向いてると治りが早くなるような気がいたしました。

 

※施術効果には個人差があります。

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